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2024.03.27

健康経営

健康経営優良法人認定サポート(株式会社二期様)

株式会社二期(二期一級建築事務所)は、不動産事業、文化事業を展開する会社。「無から有を作る」を旨として、建物だけでない、そこでの暮らしまでも含めたライフスタイルを提案されている会社です。

https://niki-s.jp/

会社の責任は社員とその家族を守ること。社員が稼いだお金を社員のために使う。」という代表取締役の奥村茂和さんは、コロナ禍の2020年、オフィス内に従業員のためのトレーニングジム兼コミュニケーションスペースを新設。

弊社は、健康経営優良法人認定取得の支援、自社内ジムスペースでの毎週のワークアウト(運動指導)正しい健康知識を身につけるための社内セミナーなど、従業員の健康増進とパフォーマンス向上のため、トータルにお手伝いさせていただいています。

株式会社二期の「健康経営」への取り組みについて、奥村社長にお話を伺いました。

株式会社二期 代表取締役 奥村茂和さん

私も人とのコミュニケーションは好きなので、仕事上の会食などにも多く出向いていました。でもコロナ禍で、できるだけ外での食事などは控えるようになりました。当社の従業員も、緊急事態宣言中はほぼ全社員テレワークで、それ以外の時期も、ご家族に疾患をお持ちの方やご高齢の方がいたり、奥さんが妊娠している、生まれたばかりのお子さんがいるといった社員は、リモートワークをしてもらっていますね。

屋上にテラス席を作ったことにしろ、このスペースを作ったことにしろ、施策は従業員へのアンケートから拾い上げて、共通して多いものを採用しています。アンケートの回答の中には「飼っている猫の治療費を払ってほしい」なんてのもありましたが、それは僕に個人的に言って、と(笑)。

そもそもの従業員アンケートでは、「福利厚生として、ジムの会費を補助してほしい」だったんです。男性は体を鍛えたいから、女性は痩せたいからという要望が多かった。でも、そうした目的を達成するなら、ちゃんとした人に指導をうけないと身にならないですよね。

ジムの会費を補助して、あとはそれぞれが自由に行ってやって、という福利厚生は世の中に多いと思うんですけど、そうした福利厚生をちゃんと活用している人は少ないように感じます。それだと、せっかくの制度も無駄になってしまう。従業員が健康でいてほしい、元気でパフォーマンスを発揮してほしい、というのが会社の想いですから。なら、社内にジムを作ってしまって、ちゃんとした指導者にも来てもらい、みんなで一緒に取り組もうと。

最近はいつも知り合いの経営者に、会社内にジムを作ったらどうですか、いいですよって言ってますよ(笑)。

こんな時代(コロナ禍)もあって、社員も仕事への集中力はずっとは続かないし、そうした中でやっても生産性も高まらない。それならちょっとしたすきま時間に30分ジムで体を動かせばいい。仕事時間中にやっていいよ、と言っているんです。それができるのが社内にあるメリットですよ。

社内に作って自分自身の意識も変わりました。
僕も社員と一緒にここでコーチを受けて運動していますが、もちろん無理強いはしません。社長とやっているからと義務、強制感みたいになってはダメなので、そこは気をつけています。自宅の近くのジムで運動しているから、と社内ではやらない社員もいて、それはそれで全然構わないんです。仕事も同じですよ。社員の意志がまずありきです。

以前勤めた会社ですね。大変お世話になった会社で、多くのことを学ばせていただきました。会社の代表として、何をやるべきか、やるべきではないかを勉強させていただいたと思っています。自分が会社を起こしたときに、企業の責任は従業員とその家族を守ることだし、会社が得た利益は、社員が一層働きやすい環境にするために投資しようと決めました。

当社の理念に「折れない心」があります。心はなかなか鍛えようがないけれど、心の健康のベースになっているのは、やはり体だと思います。その礎を作ることをこれからもお手伝いいただけたら嬉しいです。

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